2019/4/20 MF横浜 モダン 振り返り
「地に住まいし者に知らしめよ、海岸はもはや我らの世界の境ではないと。帝国の新時代の幕開けだ。」
〜真珠三叉矛の達人〜
ツイッターでマーフォーク会の存在を知らしめることで、多くの方々にマーフォークの繋がりの良さが伝わったと同時に、他のアーキタイプにとっても活性化の礎になったのではないかと思います
会をご企画いただいた、なうちさんを始め、皆さま本当にありがとうございました
表題のMF横浜に参加してきました
大阪の地で参加できずに、結果報告楽しみにしていた友人には申し訳ない戦績でした
上手くいかなかった時こそ振り返りが大切だと思いますので、(振り返りたくないですが)見ていきたいと思います
本当に自分への戒めを込めたチラシ裏なので興味のない方はソッとブラウザ閉じて下さい
●今回の参加デッキ
今回のMFは以下の画像のデッキで参加しました
普段の構築から変更、意識したところとしては、
・メイン
グリクシスシャドウが増えていると感じたため、有用な潮流の先駆け2→3
海の神タッサが環境から減っているパス以外でほぼ除去されず、攻めにも守りにも強いため1枚採用
フェニックス、デスシャドウには呪い捕らえが有用なため、4枚維持で水底の生術師を4→2に減
・サイドボード
環境上位のフェニックス、グリクシスシャドウ、青白系コントロールの対策でチャリス2を新規採用
ドレッジ減、カンパニーも少数のため、遺産3→2、墓掘りの檻1→0
クリーチャーが並ぶコントロール(マルパイ)がほぼいなくなったため、否認2→統一された意思2に変更
●戦績
勝ち(+1bye)
バンスピ
赤単プリズン
トリココン
負け
トリココン
デスシャドウ
赤白プリズン
●反省点
細かいプレイングは置いておいて、大きく4つの要因があったと思います
1.練習不足
普段使っている構築から、前日の晩に上記の変更を行いました
本戦ではチャリスなど有用な試合もあったのですが、普段使い慣れていないために破られるタイミングでのケア、及びその後のゲームメイクが全くできていませんでした
また、サイドインアウトの試運転なしで挑んでしまったため、サイド変更でデッキの形が歪んだり失敗が付きまといました
練習したこと以外ができない不器用な自分が、練習できないタイミングで大きく変更を加えることは、(当たり前ですが)良くないことに気付けていませんでした
2.根本的なデッキパワー、丸さの減少
上記のデッキ内容変更の意図の通り、環境上位(特にフェニックスとシャドウ)を意識した構築に寄せすぎました
特に今のマーフォークの1マナ域のカードパワーの期待値から見ると、呪い捕らえに比べ、生術師の方が活躍できる幅が広く、デッキそのもののパワー期待値が大きく下がっていました
3.大会環境の想定ミス
モダンMF初参加ということもあったのですが、本当にメタ分布のデッキと当たりません
少なくとも2,3byeがないと想定した環境からスタートを切ることができない、これはPPTQ及びRPTQ等と大きく違う点だと気付かされました
この大会はお祭り的要素を多く含んでおり、様々な理由で様々なデッキを持ち込むにも関わらず、2で記載のデッキパワーを落としていた…
この戦績は当たり前の流れでした
また、2日目進出デッキと比べると、メロウ4枚採用やカウンターの枚数など、元々の趣向もありかなり脳筋仕様になっています
海の要求やカウンターを取り入れることで、よりトリッキーな立ち回りが今の環境では求められているのかもしれません
4.客観的意見、研究不足
普段は大学時代からの友人と調整、回しているのですが、それぞれが使うのがマーフォーク、デスシャドウ、バンスピとバラけており
デスシャドウとバンスピから見たマーフォークへの意見しか得られませんでした
(恐らく2人の方はマーフォークからの意見はどうでも良かったでしょうが笑)
マーフォークはtiar1ではないため、プロの使用や考察がなく、使用者が回答を見つけていくことが必要です
それがマーフォークの弱みであり、同時に面白いところでもあるのですが…
私も自分なりに試合後に相手の方から意見をいただくよう意識しておりましたが、マーフォーク使いの中での意見交換をより多くできていれば、一人で検討する数倍の試行回数をこなせ、より精度の高いデッキ調整ができたと思います
実際、次の日のMCQでは常用の構成に戻すことで、
バーン、緑トロン、青トロン
に連勝し、普段の練習が一番大きく影響することを感じました
(その後先手ロイヤルストレートトロン、ダブ・トリマリ等で3連敗しましたが…)
当面モダンで目標となる大きな大会はありませんが、今回のことを肝に命じて引き続きマーフォークの研鑽に励みたいと思います