水底の生術師 〜マーフォークが枯渇しているラヴニカの献身〜

奴らからパワーを取り去るんだ。そうすれば戦う意欲がなくなるだろう。――― トレイリアの魔術師

〜枯渇〜

シミックからマーフォークが取り去られて戦う意欲がなくなってしました

遅くなりましたがラヴニカの献身参入で数少ないマーフォークである水底の生術師を少し回してみたので感想を書きたいと思います

●水底の生術師

1マナマーフォークに1回限定のパンプとルーティングがつきましたよと

スタンではアンブロマーフォーク、クメーナの語り部と競合、併用になるのではないでしょうか

地図を採用していて、ダメージを通すことに意味があればアンブロ

他はサイズ、ハンド改善ができるコイツ みたいな

ハナーダの登坂があるとライブラリーガンガン掘って、ハンド改善化がすごいです

また、モダン、レガシーのマーフォークと違いスタンはしっかりカウンターが飛んできます

そういった露骨にカウンター握ってる相手だと、クリーチャー展開よりパンプを優先することで相手のテンポを大きく削ぐことができます

また、ウィザードを持っているのが大きく評価できます

モダンのマーフォークではメインのカウンターは丸くないため非採用(あっても検閲)でしたが、スタンではたまくつ、バイアルがないため、カウンターがほぼ全てのデッキに有効になっています

そのスタンのカウンターでも強い部類に入る魔術師の反駁が活かせるのは大きいです

これにより1ターン目コイツを展開、2ターン目は順応、ペテン師、反駁と相手に合わせた動きをインスタントタイミングで行えます 強い

モダンでは呪い捉えが競合になるため厳しいかと思いましたが、最近スペルがほとんど入って

ないデッキも増えてきたため、マーフォークの丸さを活かす意味ではコイツも採用の余地があります

特にいらない土地やバイアルを肉に変えれるのは大きいです

ただ現状はやはり呪い捉え(と環境に沿ってる呼び手)の方が強く、環境に人間やスピリットが増えるようであれば試してみたいです

レガシーはほぼ全てのデッキにスペルが入っているため、流石に呪い捉えの方が大きく刺さる環境です

今後+1カウンターを活かすカードが出たり、スペルがほぼないデッキが隆盛しない限り厳しそうだと感じています

…と発売前に触った感想はそんなとこです

モダンでアイアンワークスのキーパーツ、クラーク族の鉄工所が禁止になりましたね

マーフォークとしては喜ばしいことなのでしょうが、本当にアイアンワークスが好きでmtgをしていた方をいらっしゃると思います

そういった方々がmtgをやめてしまう可能性があるのであればデッキそのものが死にうる禁止は好ましくないと思っています

マーフォークは今のところ目をつけられていませんが、明日は我が身です

アイアンワークス使いの方々が素晴らしい次のパートナーを見つけれることを願っております